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2014年7月 5日

一緒に展示すると

グループ展などでもよく感じることですが、一緒に展示するとその作家のことが良く理解できるし、凄さも感じることが出来るものです。
佐藤好彦さんの作品は良い意味で個性がないです。
アレンジャーとか編集とかリミックスとかの言葉で表せられます。
その作品は日常にあるどちらかというと味のないものをモチーフにしていますが、私たち観る人はそこにリアルを感じとれます。
執拗に反復、増幅された作品は意味と用途を失いながら新たに作品として別の価値を見ることが出来ます。
驚くことはやはり、その実現力と言いますか、完璧に見えるその形です。
何かをイメージしても、それを現出させることはとても難しいことですから。

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