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2005年4月28日

忘れられた絵

現在私の作品を展示中の山梨県立美術館で企画展示されている展覧会は
-明治の宮廷画家-野口小蘋と近代南画という展示をしています。
この作家の名前を知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。
私も全く知りませんでした。
南画というもの自体もいまいちよくわかっていないのです。
私はこれでも大学で日本画を専攻していたにもかかわらず知らないのですから
一般の人には本当に遠い存在だと思います。
しかし展示を観てみるとこれが良いんですね。
こういう作品は中国の絵の影響、というか憧れが強くて
描かれているモチーフ(奇妙な形の山やら岩やら松やら仙人やら)
を見ていると古臭く感じられ作品に入り込みにくいところがあります。
現在の私たちから距離を感じるところもたくさんあるとは思うのですが、
何枚か観ているうちに眼が慣れて麻痺してきますから大丈夫です。
こういう絵をかける人は現在どこにもいないので新鮮に見えます。
今制作している作品が終ったらもう1、2度観たいと思っています。

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