2012年4月20日

余裕が無い

よく作品の制作が停滞して時間がかかってしまう時がありますが、
そういった時はなんで時間がかかってしまうかというと迷いがあるからでしょう。
迷いは自信の無さと同義語と言えるのでしょうが、どうしたらよいかわからない状態にすぐに陥ってしまいます。
その迷うことを楽しめるように出来たらそれはそれで良いのでしょうが、私には余裕が無いのでもがくばかりです。もがくうちに答えは見つかって、なるようになるとは思っているので、とりあえずこういうときはもがいてみることにしています。

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2012年4月17日

富士山というものを絵に描いたらそれは宗教画なのだろうと以前から思っていますが、桜なんかもそれと近いようなところもあるんじゃないかと思います。春限定とはいえこの花を愛でる共通した感情を人々がもっているところがあるので。
桜がすぐに散ってしまう儚さが好きな人も多いですが、私は桜にはそれぞれの記憶と照らし合わせて見ることで悲しくて、より美しく見えるように思えます。年齢を重ねるほどに美しくみえるような気が私はしています。
一瞬そんな感覚に陥るのですが、すぐに若葉が萌える時期になって、そこでもまた同じようにきっと思えてしまうのでしょう。

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2012年4月16日

桜が咲いたら観に行くべきだと思いますし、外に出て出歩くと色々と発見できて制作にもプラスになるはずです。
昼間寝ている生活になってしまってどこにも行かないここ数日・・。
とにかく光が必要だと思いました。

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2012年3月18日

決めごとは

先日、ニューヨークに行く機会を得て美術館やアートフェアを観てきました。
短い期間でしたが多く観れたことは有意義な時間を過ごせたと思います。
帰ってきてアトリエで自分の制作を再開させたわけですが、
相変わらず突破口を見いだせずギャップに苦しんでしまう毎日です。
方向と問題を決めてしまうことができればかなり改善されるはずで
個展も近いので近日中には決めることは決めなくてはなりません。
個展の為に決めごとはいつも決めてから制作する方ですが、普段はいつも揺れてます。
こういうときは何かを捨てなければ、何かを得られないといういつもの考え方で明確にしていこうかと思ってます。

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2012年2月15日

個展「パララックス」終了しました。

個展「パララックス」終了しました。
ありがとうございました。
個展などでは会場で人と会うことが必然的に多くなりますが、
一番多く言われることは「痩せた?」と言われます。
数えたことは無いですが、多分年間50回くらい言われる台詞です。
人々の記憶の中では私は結構太っているのでしょうか?

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2012年1月29日

個展のお知らせ

個展 阪本トクロウ「パララックス」

場所 銀座三越 8階ギャラリー

日時 2012年2月1日(水)~14日(火) 
    10時~20時  (最終日16時閉場)

    ギャラリートーク 2月4日

出品点数 新作を中心に20点~25点程度


作家在廊日 2月3日、4日、5日、11日、

作家在廊日は予定です。


地図などの詳細はこちら

http://homepage3.nifty.com/tokuro/tenjiyotei.htm


Dsc0006
「呼吸」600×1420mm アクリル・白麻紙


よろしくお願いします。

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2012年1月14日

どこまでいっても

どこまでいってもイラスト的な作品にしかならないのは私の作品の作り方ではどうしようも無いのかもしれませんが、持っているものを生かすとこの方法が一番と思えて描き続けています。
構図を良く考えて複雑なものにするとその図像としての面白さがあると同時に飽きてしまうつまらなさに限界も感じてしまいます。
若冲でも田中一村でも広重でもそうだけど、図像だけだと作品というのは飽きてしまいます。
単なる図像だけだと飽きるので鑑賞者の記憶をそこに映し出すようなものにしているつもりですし、過去の美術作品や自分の旧作の作品イメージを重ねて1点ではなく制作全体で見せたいとも思ってます。

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2012年1月 2日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

今年は個展が
2月に銀座三越、6月にアートフロントギャラリー、12月にギャラリー桜の木で予定されています。
他に3月下旬にアートフェア東京で3人展があります。
これらの展示に向けて制作していくうちに何点か未来につながる作品を作れたらと思っています。


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2011年12月22日

どこにも

どこにもでかけないで部屋の中で絵を描いているだけなのに風邪をひいてしまうのはなぜでしょう。
幸い熱は無いので絵は描けます。
ただちょっと鼻が詰まって、のどが痛いだけなのに長時間の制作は難しく、小品の制作をしています。
120号の作品をなんとか今年中にと思っていましたが、大きい作品は集中力がないと今の私には描けないので来年に持ち越しになりそうです。
あと白紙の30号が5枚あるのですが、こちらはやっとモチーフと構図が決まりました。
描く前にいつも結構時間がかかってしまうのですよね。
なんとなく漠然と考えていたものは真剣に考え始めるとすぐに問題が浮かび上がって頓挫してしまうことがしばしばです。
よく構想10年、制作3日・・みたいな、そんなような話も聞いたり見たりしますが、漠然としたものを実現してかたちにするのは難しいですね。

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2011年12月 5日

外の風景

子どもと一緒に車に乗って外の風景を見ていると
パパの絵があるよーとか、見つけたーとか言ってくれる。
私の作品の意図している1つが案外上手くいっているのではないかと自信がもてます。
子どもは鑑賞者としてはほとんど考えていないのですが、明快な造形を心がけているので
たまに気付いてもらえます。

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2011年11月25日

ポステラス

iphoneで撮った写真をまとめるために新しく posterous(ポステラス)でブログを作りました。
とりあえずinstagramという写真アプリで撮ったものを載せてみました。


posterous (ポステラス)


ポステラスはとりあえず広告も無くすっきりしていて、投稿も簡単そうなので選んでみましたが、たぶんアメリカの会社のものなので英語ばかりでカスタマイズがちょっと大変そうではあります。


思いつきで始めたので適当にやっていくつもりです。

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2011年11月22日

困った時は

困った時は描きこんで解決するのはあまり良くないと思っていますが、
作品が気に入らないと描きこんでしまう。
違うと思いながら描いているのは変な話です。
ゴールを明確にして、眼の使い方を少し変えれば上手く調整できるのではないかと思ってますが、どうでしょう。
手を動かしているとなんとなく安心してしまうのは昔からの悪い癖ですね。

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2011年11月17日

裏側には

当然ですが私の展示などで作品を観に来てくれた人も、それ以前に沢山の色々な作品に出会ってきているわけで、その観てきたものによって作品の受け止め方も変わってくるでしょう。共通認識がある程度ないと伝わらないとは思いますが、結構、鑑賞してきて色々なことを知っていると、これまた作品の裏を読みたくなってくるので素直に観てもらえなかったりします。
私も一応考えて制作してはいます。でも裏側にはたぶんほとんど何も無いでしょう。
世界を素直な眼で見て、素直な制作をしたいと思っているので。

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2011年11月 7日

1320670918695.jpg


家の2階から見える通りの向かいの家。
この窓から瓦の屋根を見るといつも福田平八郎の「雨」という作品を思い出してしまいます。
福田平八郎は不思議なものをモチーフに数多く描いていますが、その視線の向け方は私にはとても参考になる作家ですね。
規則的に出来るリズミカルな形に雨が降り始めて瓦にしみこむ瞬間を描くことで、時間と実感のある質感を同時に描いている作品です。
明快でいてリアリティがあるのです。

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2011年10月30日

週一

しばらく風邪をひいていましたが、大分良くなりました。
ブログもそうですが、制作も何かのきっかけでしばらく離れると
いつの間にか時間が経ってしまってしまいます。
こういう時は迫った締め切りがとりあえず制作に向かわせるのですが、
この制作しない期間がもう少し伸びたらどうなるのだろうか?と想像してしまいます。
制作しようとしまいとどっちみち、そのうち制作の為にはなるという気構えでいるので
何をしていようと無駄ではないのでしょうが。
ブログは一応1週間に一度以上投稿するというルールを自分で定めてましたが、最近は間が空いてルールを破ってしまうことが多いです。今後は週一は出来るだけ守りたいなぁと思ってます。

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2011年10月18日

アートスケープ

アートスケープに岩手県立美術館の大野さんの解説で作品を紹介してもらいました。
私には取材は無かったのですが、非常に丁寧に調べてあり、作品データなども過去に経験したことが無い緻密さです。
同じアートアーカイブ探求のバックナンバーを見るとビックネームばかりでビックリしました。
良い記事を書いてもらい感謝します。


アート・アーカイブ探求

阪本トクロウ《アフターイメージ》──ニュートラルで自由な余白「大野正勝」

影山幸一2011年10月15日号

http://artscape.jp/study/art-achive/10012481_1982.html

artscape


よろしくおねがいします。

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2011年10月13日

東美アートフェア

東美アートフェアに出品します。


2011年10月14日(金)~16日(日)

会場: 東京美術倶楽部

阪本トクロウ ・ 原田隆

新生堂ブース ブースNO. 3-4


14日 10時~19時
15日 10時~18時
16日 10時~17時


東美アートフェア

地図

2人とも5~6点程度出品します。
私は新作と旧作が半分ずつくらいです。
(入場料 1000円必要です。)

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2011年10月 4日

目を閉じて

目を閉じてその上から手で覆い、自分がもし目が見えなくなって失明してしまったらどうなるだろうかなんてことを想像してみたのですが、ちょっと想像しただけでもう絶望感に堪えられない。気が狂って発狂したくなる感じですね。すぐに目を開きました。
でも、その絶望感で思い出せたこともありました。出発点の一つを確認出来た感じです。
今年の夏にギャラリーのSさんが目を大怪我して大変だったのでそんなことも考えてしまったのでした。

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2011年9月24日

別のところに

制作の役に立つのではないかと、ここのところ色々と買い物ばかりしています。制作はお金をかけようと思えば結構かけられますが、それによって劇的に良くなるようなことはあまり望めないことは分かっているつもりです。紙と鉛筆さえあれば絵は描けますし、それさえなくても何かで代用すれば問題ないでしょうね。
考えてみると作品的にはスピードアップのための投資がほとんどですね。
別のところにもっと投資しないといけませんね。

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2011年9月12日

速度

頭が良いというのはつまり頭の回転の速さが速いってことだと思いますが、
私は本当に遅くて、考えるのも遅いし(なので会話に間が出来る)、本を読むのも時間がかかるし、食べることもついでに遅いですね。
当然制作も遅いです。
私の作品はよく「シンプル」という言葉で表わされることも多いですが、これはいくつもの複雑なレイヤーが入り組んだような作品は作ることが出来ないという理由があるでしょう。
自分の処理速度でも作れるように明快な構成にすることが結果として世界を抽出するようなものになれば良いと思ってます。
元々作りたいものを作ると言うよりも、自分にあるもの、出来ることで作ると決めています。
特徴を知って生かすようにすれば勝手に作品の方向は分かってくるようなところがありますね。

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2011年8月31日

個展 「交差点」

個展 「交差点」

場所 ギャラリーMoMo 両国

日時 2011年9月3日(土)~10月1日(土) 
    11時~19時  日曜、月曜、祝日休み

    オープニングレセプション:2011 年9月3日(土)18:00 - 20:00


出品点数 新作20点~25点程度


作家在廊日 9月3日、10日、17日、24日、10月1日

作家在廊日は予定です。


地図などの詳細はこちら

http://homepage3.nifty.com/tokuro/tenjiyotei.htm

http://www.gallery-momo.com/index.html

B0170514_16473643_3


夜景
2011
acrylic on (kochi) hemp paper
1800 x 1304mm

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2011年8月22日

水面

湖の水面を描いていますが、ほぼ2色でシンプルな構成ではありますが、水面を一つ一つ形を整えながら描いていくので時間泥棒な作品ではありますね。
水面はゆらゆらとわずかに動きながら同じ形にはならず、反射した木々の形も崩れた形が映り、映像として単純に面白いです。
つい眺めてしまう光景というのも選ぶモチーフの一つなのでたまに制作しています。
作品の関連性でいうと「山水」や「地図」というシリーズともつながりのあるシリーズだと思います。

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2011年8月10日

パクパク

水鉢の中で金魚を飼っているのですが、先日水を取り替えました。
結構蒸発するので目いっぱい入れておいたのです。
それで夏は元気で飛び跳ねるので水鉢から飛び出して地面に横たわって干からびていました。
既にハエも飛んでいてもう死んでいると思いましたが、スコップで取ると口をわずかにパクパクしていました。
でも、たぶん駄目だろうとあきらめつつも水に戻しておいたのです。
2時間くらい経ったらゆっくりと泳ぎだして、2日経った現在完全に元気になっていました。

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2011年7月29日

ある程度の

制作を始める前に物体として大きく感じていたのに少し描き始めると大きさは気にならなくなり、
むしろもう少し大きな画面でも良かったかなと思ってしまうこともしばしば。
ある程度のサイズの作品を残さないと前に進めないというか、終わらせられないというか、とにかく自分の制作の歴史で重要な意味を持った作品を作りたいです。

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2011年7月19日

鉛筆

鉛筆で描いたモノトーンの作品を作っています。
制作の手法としてはいつもの制作とあまり変えていませんが
鉛筆はトーンが上手く出せるのでそのあたりをアクリル絵の具を使った作品より意識したものになっています。
元々画材は何でも良いと思っていますが鉛筆というのは改めて好きな画材だと認識しました。
画用紙に描く感触の気持ち良さがあります。
日本画に対してアクリル絵の具を使っているように、水墨に対して鉛筆というようなことも少し意識しています。私の絵画の制作の歴史を考えるとリアリティのある画材だと思えます。
今後しばらく継続して描いていこうと思ってます。

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2011年7月11日

変更

ちょっと前に今度の個展のタイトルを「寂しい風景」という展覧会名にしたという記事を書きましたが、変更しました。
このタイトルだと感傷的すぎて誤解を生みそうなのですよね。
個展まで2カ月を切ってギリギリなのですが新しく
「交差点」という展覧会名にしました。
2年前のギャラリーMoMoでの個展では「共鳴」、4年前は「呼吸」という展覧会名でした。
私としてはそれらともつながる展覧会名となって良いと感じています。
肝心の作品はまだ半分くらいしか出来ていないのですが、決まるものが決まるとスッキリするので良い感じになってきました。


個展に際してのコメント(後日変更するかも)

目の前にある作品を眺めながらそこに鑑賞者が今まで見てきた記憶の中にある風景と交差するようなものになるように作っています。
過去と現在が交差する地点。私が生きてきて得た情報と他者が生きてきて得た情報は違いますが、その関係性を考え理解し、見えないものを視覚化できたら良いと思っています。
構造を見るということと物事の関係性を見るということといえます。
作品は具象的なものになっていますが、ある性質、共通性、に着目しそれを描きだすということから抽象的なものにもなっています。

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2011年7月 4日

振幅

惹きつける構図が出来れば良いけれど、別にアクロバチックで無くても良いと同時に思います。
私が自分の作品で気に入っているのは本当に誰でも描けそうで簡単な構図が多いです。
何にも考えていないようなそんな構図が、でも中々出来なくて色々考えているうちにスッと出てくることもあって、そういうのが出てきたときは嬉しくなります。作ることをしなくてそれで作品が良いのなら、それはそれで良いでしょう。観ている人はそんなに意識することは無いでしょうが、作っているとそういう振幅があって少し意識して作ったりしてます。

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2011年6月24日

展覧会名を付ける

数年前から新作の個展には展覧会名を付けることにしています。
今回は「さびしい風景」というタイトルにしました。
いつも複数のシリーズを並行して制作しているのでかならずしも展覧会名と合致したものとは限りませんがどの作品もテーマは関係してつながっているものだと思うので全く違うともいえません。
基本的には前回の12月の個展を継続した形の作品が多くなると思います。

ギャラリーの次の展示予定に載っていますね。

ギャラリーMoMo

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2011年6月18日

マヒした状態を利用

ある程度長い時間を何日か続けて制作していくと良い具合にマヒしてきます。
このマヒした状態を利用してしばらく進められるところまで進めていこうかと。
夜景の作品の光を細い筆で点々と描いてます。

自分の作品の中では「描かない絵」と言うのが上手くいっているものだと思いますが、
「描く絵」は大部分が描いているようでいてトレースしているだけのようなものだったりするので似たようなものだとも思えます。
それでもただ写すだけでは無くて空気や空間を作り出すようなことをするのは自分の中にある数少ないやりたいことなのだろうと思ってます。
美術作品的にはただ写すだけでも作品にはなるのかもしれないですが、自分の作品の歴史を考えるとやはりそういったものを入れるのは自分では納得できることなのですよね。

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2011年6月16日

一体何が楽しいのかは

作品を作っていて何が楽しいの?というようなことを言われることがたまにありますが、一体何が楽しいのかは私もよくわかりません。
そもそも楽しさを求めていないような気もしますし。
作品が出来れば楽しいかどうかは関係ないのです。
マラソン選手が苦しいのに走っているのと同じ感じでしょうか。
問題を作って悩んで解いていくような面白さもあるでしょうし、
制作中であれば静かな興奮を持って描いている時なんかは心地いいものです。
ただ私は単純作業が続くような苦しいものでも良い作品がそれで出来るのであればいくらでも作業できると思います。
ということで「楽しい」かどうかはどっちでも良いと思ってます。

描きたくないものは描かないということは意識しているので、描いてあるところは描きたかったのでしょう。多分。元々何を描けば良いのか分からなくて、とりあえず作りたくないものは外していく・・というような、そんな絵の作り方を最初は特に意識していたなぁと思いだしました。

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